金融、保険サービスがクラウドを活用するための 最低限必要な最新知識 ~クラウドを最短距離で推進、実装するためのベストプラクティス分析~

主催   株式会社セミナーインフォ
日時   2021/08/24 (火) 13:30〜17:30
受講料  35,840円(税込み)
受講方法 

会場・オンライン

講師 

一般社団法人日本クラウド
セキュリティアライアンス(CSAJ)
副会長
渥美 俊英 氏

ウェビナー概要

メガバンクをはじめ金融機関、銀行・証券・保険・決済のクラウド利用が急速に進展しており、単なるオンプレミスの代替、インフラコスト削減という段階を越えて、システム開発やビジネスのあり方、開発運用から監査、求められる人材像まで大きな変化が起きています。本研修では、これらの金融機関、事業者がクラウドを活用するための基本的な理解、事例、FISC安全対策基準の考え方、セキュリティと監査、推進組織の進め方、人材育成など、幅広い知識をわかり易く総論的に解説いたします。

対象者

金融機関・保険会社、SIerなど金融機関向け事業者の、幹部、企画、戦略、ビジネス、IT、人事教育部門などの方々。

プログラム

1.クラウドがITの常識を変えている
(1)クラウド市場動向
(2)先進的クラウドはIaaSではない

2.国内金融機関のクラウド事例解説
(1)MUFG、みずほ銀行はなぜクラウドを選択したのか
(2)損保ジャパン、東京海上日動、イーデザイン損保等の事例
(3)ソニー銀行、住信SBIネット銀行の事例
(4)日本取引所、琉球銀行、ふくおかFG、証券、カード、決済サービス等の事例
(5)セブン銀行、北國銀行のAzure事例

3.クラウドの主要サービス、セキュリティとコンプライアンス
(1)クラウドセキュリティの大原則、責任共有モデル
(2)クラウドの主要サービス、従来ITと同じ点、異なる点
(3)セキュリティとコンプライアンスの主要公開文書概説
(4)クラウドならではの高度なセキュリティマネージドサービス

4.FISC安全対策基準のクラウドの考え方と監査
(1)安全対策基準のクラウドの考え方の変化
(2)クラウドの監査、保証型第3者監査報告書(SOC2)
(3)AWSとAzureのFISC対応セキュリティリファレンスの活用
(4)日銀からのクラウドリスク管理文書

5.クラウドは更に急激に進化し続けている
(1)AWS re:Inventが毎年IT業界を揺さぶり続けている
(2)海外金融機関のクラウドネイティブ事例 ~HSBC、AXA、JPMC、FINRA等の最新動向概況
(3)メインフレーム問題をクラウドで解決する先進動向
(4)ハイブリッドクラウド、マルチクラウドの事例研究

6.クラウド推進はベストプラクティス=定石を知ること
(1)クラウド化すべきシステムの選定
(2)クラウド推進組織(CCoE)の実践策
(3)クラウド人材育成、資格制度、教材、書籍
(4)クラウドは自分で手を動かすことが重要
(5)クラウドはコミュニティで育まれる

7.まとめ 日本のイノベーションに向けて
(1)日本で応用する際のポイントと留意点、ソリューション提言

8.質疑応答

もっと詳しく >


コメントする